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東京都小金井市にある習字教室です。

電話でのお問い合わせはTEL.090-6470-9219

〒184-0011 東京都小金井市東町5丁目 新小金井交番近く

11月2日は習字の日


「いいもじ」ということで、11月2日は「習字の日」(日本記念日協会)です。「いいふで」だと思いこんでましたが、よくよく見たら「いいもじ」でした^^;

さて、日本習字ではこの日にちなみ、『手紙をかこう』企画を行なっています。手書きの素晴らしさをより多くの方に実感していただくことを目的に、自筆の手紙で思いを伝える、という趣旨のようです。
生徒のみなさんには、今月、日本習字の作成した「手紙の書きかたブック」を差しあげました。

  

宛名の書きかたや手紙を書くポイント等が分かりやすくまとめてあり、そのまま使える便箋やカードと合わせて冊子になっています。
早速、おじいちゃんおばあちゃんに手紙を書いたよと教えてくれた生徒さんもいて、大変喜んでいただいた様子を嬉しそうに報告してくれました。

当教室の生徒部のお子さん達は、連絡はメールで、というのが当たり前の世代です。ユビキタス社会は年々進歩し、気軽に密に、親戚や友人と連絡を取り合うことができるようになっています。手書きの手紙の出番は減り、お母さんのスマホで日常的にメールや写真データをお爺ちゃんお婆ちゃんお友達と送りあっているけれど、自分あての手紙は年賀状以外もらったことがないという生徒さんもいました。

データ化・断捨離推しの昨今ですが、わたしは子供のころから現在までの手紙を全て保存しています。その中のひとつ、大正生まれの祖母からの手紙は、他界して30年以上経った今も、その優しい筆跡におだやかな口調を思い出すことのできる大切な品です。
全てデジタルデータ化し処分すれば場所を取らず劣化もしない、とは思うものの、ツールやソフトの変化に対応しきれなくなった時の自分を考えると現物に優るものはないかなと思い、そのまま取っておく予定です。
全くの私見ですが、手軽さと速さにおいてはメールの圧勝ですが、(のこ)す・真摯な思いを伝えるについては手書きの手紙に軍配が挙がるのではないかと思っています。(お礼やお別れの色紙も基本、手書きですし。)

ということで、生徒さんたちがお習字の腕をいかして手紙を書くのも素晴らしいことなのですが、もしここをお読みの大人の方がいらしたら、手紙をもらう機会の少ないお孫さんやお子さんなど周りにいる下の世代の方達へこそ、ぜひ手紙を書いてあげてください。きっと喜んでいただけると思います。

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日本習字 東町教室

〒184-0011
東京都小金井市東町5丁目
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